Claude CodeでWordPressを直す前にやること—サイト構成をテキストに書き出す
Claude CodeでECサイトのWordPress修正を試みたとき、気づいたことがある。
スマホとパソコンで別々のテーマが当たっているサイトだったのだが、Claude Codeはその構成をまったく認識してくれなかった。
「スマホはこのテーマ、PCはこのテーマ」という前提がないまま修正コードを出してくるので、片方には効くけどもう片方には当たらない、という状況が続いた。
なぜ認識できないのか
Claude Codeはファイルを読んで推測するが、「どのテーマがどのデバイスに割り当たっているか」はコードの中には書いていない。プラグインの設定画面やデータベースの中に入っている情報だ。
これはサーバー上の設定値なので、ファイルを読むだけでは分からない。人間でも初見のサイトを見るときはまず管理画面を確認するはずで、AIも同じことになる。
解決策はシンプル
最初にサイトの肝要な情報をテキストファイルに書き出して、それを読み込ませておく。
具体的にはCLAUDE.mdに書くのが一番手っ取り早い。
# このサイトの構成
- スマホ: Cocoonテーマ(Mobile Detectプラグインで切り替え)
- PC: Emanon Businessテーマ
- EC部分: WooCommerce
- カスタムCSS: functions.phpではなくカスタムプラグイン(my-custom-styles.php)に記述
これだけで精度がかなり変わる。
そもそも Claude Code も疑ってかかる
もう一つ大前提として書いておきたいのが、Claude Codeの出力は鵜呑みにしないということだ。
自信満々に間違ったコードを出してくることがある。エラーが出ても「修正しました」と言いながら別の箇所を変えてしまうこともある。AIはあくまでアシスタントで、最終確認は必ず人間がやる、という意識を常に持っておく必要がある。
「Claude Codeがこう言ったから大丈夫」ではなく「Claude Codeが出したものを自分の目で確かめた」という姿勢が、トラブルを未然に防ぐ。
人間でも同じ
新しい案件に入るとき、まず仕様書や環境メモを読む、というのと同じことだ。
AIに作業させるときも、その「読む」ステップを用意してあげる必要がある。ファイルを渡せば賢く推測してくれると思いがちだが、設定値のような「コード外の情報」は自分で伝えるしかない。
複雑なサイトほど、最初の一枚の構成メモが後の作業効率を大きく左右する。
