WindowsでLinuxを使う準備|WSL2のインストール手順
この記事でわかること
WindowsでLinuxを使う準備|WSL2のインストール手順
Windowsのパソコンの中に、本物のLinuxを動かす「WSL2」の入れ方をまとめました。所要時間は30〜40分です。サーバーやPHPを学ぶ前の、最初の準備になります。
WSL2とは
Windowsの中に、小さなLinuxの部屋をつくる仕組みです。仮想マシンのように画面ごと起動するのではなく、必要なときだけ立ち上がるので軽く動きます。Linuxの中身は本物なので、サーバーでも同じコマンドが通じます。
0. 先に確認すること
- キーボードで Win キーと R キーを同時に押し、winver と入力して Enter
- 表示された画面で次を確認します
- Windows 11 なら、そのまま進めます
- Windows 10 なら、バージョン2004以上(ビルド19041以上)が目安です。古いときは、先にWindows Updateを行います
1. インストール
- スタートボタンを右クリックして「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を開きます
- 次のコマンドを入力して Enter
wsl --install
- 終わったら、パソコンを再起動します
何も指定しなければ、Ubuntu(最新の長期サポート版)が入ります。
2. Ubuntuの初期設定
- 再起動後、Ubuntuの黒い画面が自動で開きます(開かないときは、スタートメニューで「Ubuntu」を探します)
- 「ユーザー名」を英小文字で決めます
- 「パスワード」を決めます。入力しても画面には何も出ませんが、正常です。同じものをもう一度入力します
- 行の終わりが $ になれば成功です
3. 最初のコマンド
- pwd:今いる場所を表示します
- ls:中身を一覧にします
- mkdir renshu:フォルダをつくります
- cd renshu:フォルダに入ります
- echo hello > a.txt:ファイルをつくります
- cat a.txt:ファイルの中身を見ます
- sudo apt update:管理者として、ソフトの一覧を更新します(パスワードを聞かれます)
作業は、Windowsのドライブ(/mnt/c)ではなく、Ubuntuのホームフォルダ(~)で行うと速く動きます。
4. うまくいかないとき
- wsl –install が使えないとき:Windows 10が古い可能性があります。Windows Updateを行ってください
- 「仮想化が無効」と出るとき:パソコンのBIOSで仮想化がオフになっています。機種名と「仮想化 有効」で調べるか、先生に連絡してください
- 管理者で開けないとき:会社から貸与されたパソコンなどでは、制限がかかっていることがあります
次にやること
- ファイルの権限(chmod)
- aptでPHPを入れる
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