Claudeの使用制限を上手に使う|ふだんは文字の作業、余ったトークンで画面操作(computer use)
この記事でわかること
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AIに画面を見せて、
クリックまで任せる。
いまはそんなことも
できるようになりました。
でも実際に使ってみると、
待ち時間が長いんです。
スクショを撮って、
考えて、クリックして、
またスクショを撮って……。
そこで気づいたのは、
AIにとって一番居心地がいいのは、文字で話せる場所だということ。
つまり、Linuxのようなコマンドの世界です。
この記事では、
Claudeの使用制限(週の上限)と上手につきあうために、
わたしが決めた使い分けを紹介します。
AIが画面を操作するしくみ
Claudeには、パソコンの画面を見て操作する
「computer use(コンピューター・ユース)」という機能があります。
動き方は、ざっくりこうです。
- 画面のスクショを撮る
- Claudeがスクショを見て、次にやることを考える
- クリックや文字入力をする
- また1に戻る
人がやっていることを、
そのまま真似しているんですね。
ただ、スクショは画像です。
画像は文字よりずっと多くのトークン(AIが読む量の単位)を使います。
しかも1回クリックするたびに、
新しいスクショを読み直します。
実際に数えてみたら、画面操作が2割を超えていた
気になったので、
自分の使用量の中身を数えてみました。
10月28日〜31日の長いセッションでは、
ブラウザの画面操作だけで、使用量の約22%を占めていました。
(わたしの環境で、自分で集計した数字です)
体感の「待ち時間が長い」は、
数字で見ても重かったわけです。
AIは「文字の世界」のほうが得意
一方で、Linuxのコマンドはどうでしょう。
- 設定は文字のファイル
- ログ(記録)も文字
- コマンドを1行打てば、結果が文字で返ってくる
AIは、画面を見るより
文字を読むほうがずっと得意です。
画面操作が「スクショ→考える→クリック」を何周もするところを、
コマンドなら1行で済むことがよくあります。
| 文字の作業(コマンド・API) | 画面操作(computer use) | |
|---|---|---|
| 読むもの | 文字 | スクショ(画像) |
| 重さ | 軽い | 重い |
| 速さ | 速い | 待ち時間が長い |
| できること | コマンドや連携があるものだけ | 人が画面でできることはほぼ何でも |
人間用の画面をAIに真似させるのは、
AIにとっては少し遠回りなんです。
AIと一緒に作業するなら、
人のほうもLinuxの基本を知っておくと、
AIが何をしているのかが読めるようになります。
わたしは教室の生徒さんにも
『新しいLinuxの教科書 第2版』をすすめています。
内容が気になった方は、こちらからどうぞ。
でも、画面操作はとても助かる
じゃあ画面操作はいらないのか、というと、
そうではありません。
むしろ、とても助かっています。
たとえば、こんなときです。
- 公式LINEで、たくさんの返信をしないといけないとき
- アンケートを書かないといけないとき
- 申し込みフォームに入力するとき
- 画面に出ている内容を読み取ってほしいとき
こういう作業は、
コマンドや連携が用意されていないことが多いです。
画面を触れるAIにしかできません。
だから、「ここだ」というときに使いたい道具なんです。
わたしの使い分け:余ったトークンは画面操作に
そこで決めたのが、この使い分けです。
ふだんは、軽い文字の作業で回す。
週の上限が戻る前に余ったトークンで、重い画面操作を肩代わりしてもらう。
Claudeの有料プランには、
5時間ごとの上限とは別に、週ごとの上限があります。
週の上限は、使わずに残しても
次の週に繰り越せません。
それなら、上限が戻る直前に残っている分は、
ふだん我慢している重い画面操作に使ってしまえばいい、
という考え方です。

| 時期 | やること |
|---|---|
| 週のはじめ〜なかごろ | 文字の作業が中心。画面操作はどうしても必要なときだけ |
| 上限が戻る直前で、余っているとき | LINEの返信・アンケート・フォーム入力などを、まとめて画面操作で任せる |
道具は「軽い順」に選ぶ
ふだんの作業では、
道具を選ぶ順番も決めています。
- MCP・API・コマンド:いちばん軽くて確実。専用の連携があるもの(Gmail・カレンダーなど)はこれで済ませる
- ブラウザの操作:ウェブの画面で、連携がないときだけ
- パソコンの画面操作:Macのアプリを触る必要があるときだけ
できることの広さは「3 > 2 > 1」。
軽さと確実さは、その逆です。
迷ったら、番号の小さいほうから試します。
週の上限がいつ戻るかを確かめる
この使い分けをするには、
自分の上限がいつ戻るかを知っておく必要があります。
調べてみると、
週の上限が戻るタイミングは「毎週月曜」のように決まっているわけではなく、
人によって違うようです。
Claude Codeなら /usage、
claude.aiなら設定の使用量の画面で、
戻る日時を確かめられます。
まとめ
- AIにとって居心地がいいのは、文字で話せる世界(Linuxのようなコマンドの世界)
- 画面操作はスクショを何度も読むので重いが、連携がない作業ではとても助かる
- ふだんは文字の作業、週の上限が戻る前に余ったトークンで画面操作
- 道具は「コマンド → ブラウザ → 画面操作」の軽い順に選ぶ
困りごとを数えて、
使い方のルールに変えておくと、
上限を気にしながら使うストレスがぐっと減りました。
「週の終わりに上限が余ってもったいない」
と感じている方は、ぜひ試してみてください。
