WordPressのサーバー移管でつまずかないための6ステップ|初心者がハマる2つの落とし穴

「ホームページを、別のサーバーに引っ越したいんです」

先日、教室のある生徒さんからこんな相談を受けました。

会社のサイトを、いまの管理会社から自分で契約したサーバーへ移す。
いわゆる「サーバー移管」です。

これ、やること自体はむずかしくありません。
でも、順番をまちがえると事故ります。

今日は、初心者の方がつまずきやすいポイントも込みで、
移管の流れを6つのステップに整理してみます。

そもそも「サーバー移管」って何をするの?

ざっくり言うと、こういう作業です。

  • いまサイトが置いてある場所(サーバー)から
  • 新しい場所(別のサーバー)へ
  • サイトのデータと、住所(ドメイン)を引っ越す

家の引っ越しとほぼ同じです。
荷物(サイトのデータ)を運んで、
住所変更(ドメインの移管)の手続きをする。

順番が大事なのも、引っ越しとそっくりです。
住所変更が終わる前に荷物を新居に運んでも、
郵便物(アクセス)が届きませんよね。

移管の6ステップ

ステップ やること
1. 申請 ドメインの移管を申し込む
2. 準備 待っている間にサイトを丸ごとコピー
3. 確認 移管完了のメールを待つ
4. 設置 新しいサーバーにサイトを置く
5. チェック 表示・フォーム・リンクを確認
6. 完了 お引っ越し完了

ポイントは、ステップ2です。

申請を出したあと、移管が完了するまでには数日かかります。
この「待ち時間」に何もしないのは、もったいない。

移管の手続きが進んでいる裏で、
サイトのデータを丸ごとコピーして準備しておく。
これで、あとがぐっとスムーズになります。

WordPressなら「All-in-One WP Migration」という
プラグインを使えば、サイトを丸ごと保存できます。
それをいったん自分のパソコンに戻して、
ちゃんと動くか確かめておくわけです。

初心者がハマる落とし穴 その1:権限が足りない

さて、ここで生徒さんが実際につまずきました。

「管理画面には入れたのに、
プラグインのメニューが出てこないんです」

これ、よくあるパターンです。

WordPressには「役割(権限)」があります。
記事を書くだけの人、デザインをいじれる人、
そしてすべてを操作できる管理者

プラグインをインストールしたり
サイトを丸ごと書き出したりするのは、
管理者だけができる作業です。

生徒さんのアカウントは、権限が一段低かった。
だからプラグインのメニューが隠れていたんですね。

対処法はシンプルです。
サイトを作った制作会社さんに、
「管理者でログインできる情報をください」と
お願いすればOKです。

初心者の方がここで「自分のやり方が悪いのかも」と
悩んでしまうことが多いのですが、
たいていは権限の問題です。
落ち込まなくて大丈夫。

初心者がハマる落とし穴 その2:ドメインが来る前に置いてしまう

もうひとつ、やりがちなミスがあります。

ドメインの移管が終わる前に、
新しいサーバーへサイトを置いてしまうこと。

これをやると、変なURLでサイトが表示されたり、
デザインがくずれたりします。

さっきの引っ越しのたとえを思い出してください。
住所変更が終わる前に新居へ荷物を運んでも、
郵便物は届きません。それと同じです。

だから、まずはステップ2の「パソコンに戻す」まで
いったん止めておく。
ドメインの移管が完了してから、
新しいサーバーへ設置する。

この順番さえ守れば、事故りません。

まとめ:焦らず、順番どおりに

サーバー移管は、
一見むずかしそうに見えて、
やることは順番どおりに進めるだけです。

  1. 申請を出す
  2. 待っている間にサイトをコピー(←ここで権限に注意)
  3. 完了メールを待つ
  4. ドメインが来てから設置(←ここまで待つ)
  5. 表示チェック
  6. 完了

つまずいたときは、たいてい
「権限」か「順番」のどちらかです。

もし途中で止まってしまっても、
それはあなたのせいではないことが多い。
一つずつ確認していけば、必ず進みます。

ホームページの引っ越し、
落ち着いていきましょう。

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