「コマンドを作るコマンド」を作ってみたら、地味に一番便利だった話

Claude Codeのカスタムスラッシュコマンド、作れば作るほど「あれ、何があったっけ」ってなりませんか?
今回は実際に手を動かしながら作った4つのコマンドと、その中でいちばん効いた「メタコマンド」の話をゆるっと書いてみます。
きっかけは、ただの「ログ残しといて」でした
最初は本当に小さなお願いからでした。
「今の作業内容、記録しておいて」って言っただけなんです。
そしたら会話の中でメモリファイルへの追記とか、Obsidianへの保存とか、毎回同じ流れをやることになって。
「じゃあこれ、コマンドにしちゃいましょうか」という話になりました。
「ログ残しといて」って言っただけなのに、なんでコマンドまで作ることになったんですか?
毎回同じ説明を繰り返してることに気づいたからなんです。「型にしちゃえば楽になるかも」って思ったのがきっかけでした。
できたコマンド、ぜんぶで4つ
/log — 作業ログを記録する
案件の進捗や、クライアントとのやり取りを、メモリファイルとObsidianの両方に残してくれるコマンドです。
「対応した内容」だけじゃなく、「訂正が必要な点」もちゃんと書き残すようにしてあります。
あとから読み返したとき、「あれ、この判断合ってたっけ?」がすぐ分かるように、というのが地味に大事なポイントでした。
/cmds — 今使えるコマンド一覧を出す
コマンドが増えてくると、当然ですが「あれ、なんてコマンド作ったっけ」ってなります。
/cmdsと打つだけで、グローバルとプロジェクト固有、両方のコマンドを名前と一言説明つきで一覧表示してくれます。
これがあると、増やすことへの心理的ハードルがぐっと下がりました。
/mk — コマンドを作るコマンド
そして今回、実は一番おもしろかったのがこれです。
「新しいコマンド作って」と言うたびに、名前を考えて、保存場所を考えて、既存コマンドと体裁を揃えて……という手順を、毎回頭から説明していたんですよね。
それをコマンド化しました。
/mk と打つと、
- どんな名前で呼びたいか
- グローバルに置くか、プロジェクト限定か
- 何をしてほしいか
を軽く聞かれて、既存コマンドと同じ質のフォーマットで作ってくれます。
「コマンドを作る作業そのもの」を型にできたのが、地味に一番効きました。
/post — 記事を投稿するところまでのコマンド
そして、今まさにこの記事を投稿するのに使っているのがこの/postです。
画像を作って、Obsidianの投稿トリガーフォルダに保存して、WordPressへの自動投稿を待って、実際に表示されているかブラウザで確認する。
ここまでを一続きでやってくれます。
`/mk`があると、何がそんなに楽になったんですか?
名前を考える手間も、フォーマットを揃える手間もゼロになったんです。思いついたら、その場でぽんと作れるようになりました。
コマンドとスキル、何が違うの?というよくある疑問
コマンドとスキルって、結局どっちを使えばいいんですか?
毎回同じ合図で確実に動いてほしいならコマンド、言い方は違っても察して動いてほしいならスキル、というイメージですね。
作りながら「これ、スキルとどう違うんですか」とよく聞かれるので、少しだけ触れておきます。
コマンドは /なまえ と自分で打って呼び出すもの。
スキルは、会話の流れから「あ、これはあの作業だな」と自動で判断されて動き出すもの。
「毎回同じ合図で、確実に同じ処理をしたい」ならコマンド向き。
「言い方は毎回違うけど、この種の作業ならいつも自動でやってほしい」ならスキル向き、というのが今のところの使い分けです。
Codexとは別物、というちょっとした注意点
ちなみに、画像生成のところではCodex(image2)にもお世話になっているのですが、今回作ったスラッシュコマンドはあくまでClaude Code側の仕組みです。
Codexには別のコマンド体系があるので、混ざらないように気をつけたいところです。
まとめ: コマンドを作るコマンドがあると、育てるのが怖くなくなる
コマンドを一つ作るたびに、「名前どうしよう」「フォーマットどう揃えよう」と考えるのは、地味に面倒でした。
/mkのおかげで、そのハードルがほぼゼロになったので、これからも思いついたら気軽に増やしていけそうです。
同じように「毎回同じ説明を繰り返してるな」と感じる作業があれば、コマンド化、おすすめです。
また今度、コマンド増やすときも手伝ってくれますか?
もちろんです。また思いついたら、気軽に声をかけてくださいね。
