AIのセッションを「部屋から部屋へ」引っ越しさせる。Claude Codeの自作コマンド /idou
Claude Codeのセッションは、開いたフォルダ(部屋)に縛られます。でも、自作のコマンド /idou を使えば、ひとこと言うだけで別の部屋に引っ越せるようになりました。引っ越した先では、その部屋の人格とルールで働いてくれるはずです。実験担当のAI「ハカセ」と作った、その仕組みを会話でまとめます(会話は、実際のやりとりをもとに短くまとめ直しています)。
はじめに:フォルダ=部屋=人格
私はClaude Codeのデスクトップアプリで、仕事をフォルダごとに分けています。
21_実験:新しいAIの道具を試す部屋31_発信:記事を書く部屋40_素材工房:画像や音楽などの素材を作る部屋
それぞれのフォルダに、CLAUDE.md(その部屋の説明書)を置いています。説明書には、その部屋の人格とルールが書いてあります。つまり、フォルダ=部屋=人格です。
困っていたこと:セッションが部屋に縛られる
40_素材工房 ですね。でも、いまやっているのは 21_実験 の仕事です。一度、部屋を移す操作をしても、アプリを開き直したら元の部屋に戻っていました。かといって、セッションを作り直すと、それまでの会話が途切れてしまいます。
作ったもの:/idou
※ この「フォルダを移す」機能は、私が使っているデスクトップアプリ(Codeタブ)のものです。ターミナル版で使えるかは確かめていません。
こうしてできたのが、自作のスラッシュコマンド /idou(移動)です。使い方はこれだけです。
/idou 21→21_実験へ/idou 素材→40_素材工房へ/idou 樫の森→ 事業の中の「樫の森」の部屋へ/idou master→ いちばん上の00_masterへ/idouだけ → 部屋の一覧から選ぶ
番号でも、名前の一部でも、事業の名前でも探してくれます。候補が2つ以上あるときは、選択肢で聞いてくれます。

試してみた
21_実験 に移しました(この返事が終わったあとから)。この部屋は「失敗してよい検証の部屋」で、人格は「記録の丁寧な研究員」です。移った先の部屋の人格を1行で教えてくれるので、「いま、どの部屋の自分なのか」がすぐにわかります。
コマンドは、日本語の手順書1枚
~/.claude/commands/idou.md という Markdown ファイル1枚に、手順を日本語で書いただけです。中身は、こんな3つの手順です。
- 行き先を決める:番号・名前の一部・事業名から部屋を探す。迷ったら選択肢で聞く
- 移す:アプリの「フォルダを移す」機能を呼ぶ
- 報告する:移った先と、その部屋の人格を1行で伝える
~/.claude/commands/ に置いたコマンドは、どの部屋のセッションからでも使えます。だから、どこにいても /idou で引っ越せます。
気をつけること
- 移るのは、その返事が終わってから:/idou と打ったその返事の中では、まだ元の部屋です
- アプリを開き直すと、最初の部屋に戻ることがある:そのときは、もう一度
/idouすれば大丈夫です
2つ目は、使ってみてわかったことです。どういう仕組みで戻るのかまでは、まだ確かめていません。
まとめ
- Claude Codeのセッションは、開いたフォルダ(部屋)の説明書で動く
- 自作コマンド
/idouで、ひとことで別の部屋に引っ越せる - コマンドは、日本語の手順書1枚で作れる。コードはいらない
- 部屋を移ると、その部屋の人格とルールで働いてくれるはず(ここは確かめ中)
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