AIログ解説|Raspberry PiにClaude Codeをインストールする方法

この記事でわかること

  • STEP 1 ── プロンプト(依頼)
  • STEP 2 ── Claudeの判断プロセス
  • STEP 3 ── 実行したコード
  • SSH接続・環境確認
  • nvmのインストール
  • Node.js(最新LTS)のインストール

AIログ解説|Raspberry PiにClaude Codeをインストールする方法

Claude Codeは手元のMacやWindowsだけでなく、Raspberry Piにもインストールできます。今回はSSHでRaspberry Piに接続しながら、実際にClaude Codeが動くまでの作業ログを5層構造で解説します。


STEP 1 ── プロンプト(依頼)

「Raspberry PiにクロードコードをインストールしてくださいまずはNode.jsを入れてください」

シンプルな一言でしたが、この依頼の中には複数の作業が含まれています。

  • Raspberry Piの環境確認
  • Node.jsのインストール
  • Claude Codeのインストール
  • 動作確認

STEP 2 ── Claudeの判断プロセス

まず現在の環境をSSH経由で確認することにしました。

確認すべきこと:
1. Raspberry PiのOSとアーキテクチャ(32bit / 64bitで手順が変わる)
2. すでにNode.jsが入っているか
3. ネットワーク接続の状況

接続してみると Debian GNU/Linux 13 (trixie) / ARM64(64bit) であることが判明。これはNode.jsの最新LTSが問題なく動く環境です。

Node.jsのインストール方法は複数ありますが、今回は nvm(Node Version Manager) を採用しました。理由は:
– 最新版を確実に入れられる
– 将来的にバージョン切り替えが楽
– aptリポジトリより新しいバージョンが手に入る

Claude Codeは npm install -g @anthropic-ai/claude-code で一発インストールできるので、Node.jsさえ入れば難しくありません。


STEP 3 ── 実行したコード

SSH接続・環境確認

ssh -o StrictHostKeyChecking=no casio@192.168.50.24 "uname -a && cat /etc/os-release | head -5"

nvmのインストール

ssh casio@192.168.50.24 "curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash"

Node.js(最新LTS)のインストール

ssh casio@192.168.50.24 'export NVM_DIR="$HOME/.nvm" && \
  [ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh" && \
  nvm install --lts && \
  node --version && npm --version'

Claude Codeのインストール

ssh casio@192.168.50.24 'export NVM_DIR="$HOME/.nvm" && \
  [ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh" && \
  npm install -g @anthropic-ai/claude-code'

パス問題の修正(シンボリックリンク作成)

ssh casio@192.168.50.24 'sudo ln -sf /home/casio/.nvm/versions/node/v24.15.0/bin/claude /usr/local/bin/claude && \
  sudo ln -sf /home/casio/.nvm/versions/node/v24.15.0/bin/node /usr/local/bin/node && \
  sudo ln -sf /home/casio/.nvm/versions/node/v24.15.0/bin/npm /usr/local/bin/npm'

STEP 4 ── ターミナルログ

環境確認の結果

Linux casio 6.12.47+rpt-rpi-v8 #1 SMP PREEMPT Debian 1:6.12.47-1+rpt1 (2025-09-16) aarch64 GNU/Linux
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 13 (trixie)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="13"

Node.jsインストール完了

Downloading and installing node v24.15.0...
Downloading https://nodejs.org/dist/v24.15.0/node-v24.15.0-linux-arm64.tar.xz...
########################################100.0%
Checksums matched!
Now using node v24.15.0 (npm v11.12.1)
v24.15.0
11.12.1

Claude Codeインストール完了

added 2 packages in 1m

動作確認

2.1.119 (Claude Code)

つまずきポイント:command not found

インストール後にRaspberry Piのターミナルで claude と打ったら:

-bash: claude: command not found

nvmでインストールしたNode.jsは ~/.nvm/versions/node/v24.15.0/bin/ に入っているため、通常のシェルからはパスが通っていませんでした。

.bashrc にnvmの読み込みが書かれていましたが、ログインシェルの種類によって読み込まれないことがある。シンボリックリンクで /usr/local/bin/ に登録することで解決しました。


STEP 5 ── 何が起きたのかの解説

nvmとは?

nvm(Node Version Manager)はNode.jsのバージョン管理ツールです。nvm install --lts と打つだけで最新の安定版をダウンロード・インストールしてくれます。

ARM64とは?

Raspberry Pi 4以降は64ビットのARMプロセッサを搭載しています。Node.jsの公式バイナリも linux-arm64 版が用意されているため、Raspberry PiでもMacと同じようにNode.jsが動きます。

なぜシンボリックリンクが必要だったのか?

nvmはNode.jsをユーザーのホームディレクトリ(~/.nvm/)にインストールします。シェル起動時に .bashrc が読み込まれてパスが追加される仕組みですが、ターミナルの起動方法によっては .bashrc が読み込まれないことがあります。

/usr/local/bin/ はどんなシェルからでもデフォルトでパスが通っているディレクトリなので、ここにシンボリックリンクを作ることで確実にどこからでも claude コマンドが使えるようになります。

Claude Codeの認証フロー

インストール後に claude を起動すると、OAuth認証のURLが表示されます。そのURLをブラウザで開いてAnthropicアカウントでログインし、表示されたコードを貼り付けることで認証完了です。


まとめ

手順 コマンド
nvm インストール curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh \| bash
Node.js インストール nvm install --lts
Claude Code インストール npm install -g @anthropic-ai/claude-code
パス問題の修正 sudo ln -sf ~/.nvm/versions/node/v24.15.0/bin/claude /usr/local/bin/claude
動作確認 claude --version

Raspberry Piがあれば、自宅サーバーとしてClaude Codeを常時起動させておくことも可能です。MacやWindowsがなくても、ローカルでAIエージェントを動かせる環境が整います。


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