AIに”通じる指示”と”通じない指示”

この記事でわかること

  • 通じない指示の共通点
  • 通じる指示の共通点
  • 具体的にするための3つの要素
  • 1. 何をしたいか(目的)
  • 2. どこで動かすか(環境)
  • 3. 制約・条件(制限)

AIに”通じる指示”と”通じない指示”

AIを使っているのに、なんかズレた答えが返ってくる。

その原因の9割は、指示の精度です。

通じない指示の共通点

こういう指示、よく見ます:

  • 「いい感じにして」
  • 「なんかうまくやって」
  • 「Instagramに投稿したい」

AIにとって「いい感じ」は定義がありません。

曖昧な指示 → 曖昧な出力

通じる指示の共通点

こういう指示は一発で動きます:

  • 「Instagram Graph APIを使って、{image_url}の画像と{caption}のキャプションをフィード投稿するPythonコードを書いて。エラー時はlogに書き出して」
  • 「WordPressのREST APIで記事を投稿して。タイトル、本文、ステータスはpublishで。認証はBasic Auth」

具体的な指示 → 実装レベルの出力

具体的にするための3つの要素

1. 何をしたいか(目的)

曖昧:「投稿したい」
具体:「Instagram Graph APIで画像を投稿したい」

2. どこで動かすか(環境)

曖昧:「自動化したい」
具体:「Pythonスクリプトで、ローカルのMacから実行する」

3. 制約・条件(制限)

曖昧:(なし)
具体:「失敗したらログに書き出す。タイムアウトは30秒」

なぜこれが重要なのか

AIは「足りない情報は補完する」仕様です。

補完の方向が間違うと、ズレた答えになります。

情報を最初から全部渡せば、補完が起きない。

補完させない指示が、精度の高い指示です。

通信の知識があると指示が変わる理由

「リクエスト」「レスポンス」「JSON」「API」を知っていると、

→ 使う言葉が変わる

→ AIが解釈できる精度で指示できる

→ 一発で欲しいコードが出てくる

これが「通信を知ってる人と知らない人の差」です。

実際の変化

通信知識なし:
「WordPressに自動で記事を投稿する方法を教えて」

→ 一般的な説明が返ってくる

通信知識あり:
「WordPress REST APIの /wp/v2/posts エンドポイントにBasic認証でPOSTして、titleとcontentとstatusをJSONで渡す。Pythonのrequestsライブラリで実装して」

→ そのまま動くコードが返ってくる

結論

AIは魔法じゃない。

入力の質が、出力の質を決めます。

「通じる指示」を出せる人が、AIを本当に使いこなす人です。


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