Aさんナレッジ|LINE返信設計・ターゲット属性・Claude Codeで素材を一括生成する話

今回は、フリーランスでWeb制作・AI活用を教えているAさんとのセッションで出てきた話をまとめます。「卒業生へのLINE返信をどう設計するか」「どんな属性の人に刺さりやすいか」「Claude Codeで複数素材を一気に作る方法」の3テーマです。現場感のある話が多かったので、記録しておきます。

LINEの返信設計:「少し話しませんか」が返信しにくい理由

Aさんが悩んでいたのは、久しぶりに連絡した卒業生からの返信がなかなか来ないという状況でした。送ったメッセージには「お久しぶりです。少し話しませんか」という一文が入っていました。

これが返信しにくい原因でした。「少し話しませんか」という言葉は、受け取る側にYes/Noを迫る形になります。話したくない場合、断るのも気まずい。だから返信そのものを先延ばしにしてしまう、というのがよくあるパターンです。

改善策として出てきたのが、「近況を一行だけ添えて、返信ハードルを下げる」という方法です。

  • 「最近AIの勉強を本格的に始めました」
  • 「今年中にサービスを始める予定で動いています」

こういった一言を添えるだけで、相手は「へえ、そうなんだ」と自然に返せる。無理に返事をしなくてもいいような空気感を作ることが、最初のジャブとしては大事です。

また、同じ人への連絡が月1回以上になると「また来た」と感じさせる恐れがあります。個別連絡は慎重に、全体配信は定期的に——という使い分けが有効だという話にもなりました。

AIで生成した文章は「見透かされる」

もう一つ出てきた話が、AIで生成した文章の限界についてです。

Aさんはある程度AIに文章を書いてもらって送っていたそうですが、テンプレート感が出てしまって相手に伝わりにくいことがある、という気づきがありました。

「うまくいっている人に送るときはAIでもいい。でも気持ちを込める必要がある場面は、やっぱり自分の言葉で書いた方がいい」という結論になりました。AIを使うかどうかではなく、どの場面で使うかを分けることが大事です。

ターゲット属性の整理:成約につながった人の共通点

Aさんが担当する生徒の中で、実際に受講につながった人の特徴を振り返ると、ある傾向が見えてきました。

成約しやすい層の特徴:

  • AIやWordPressに興味があって、自分でも触ってみようとしている
  • 行動力があり、困ったことをすぐ相談してくる
  • 「WordPress苦手で困ってます」「AI使ってみたいけどうまくいかない」など具体的な悩みがある

一方、デザイナー志望でコーディングやサーバーに自信のない方は、成約しにくいパターンがあったとのこと。ただし、「デザイナーにもサーバーやWordPressの知識が実務では必要になる」という切り口で伝えれば、そこにもアプローチできる可能性があります。

「デザインをやりたいけど、置く場所(WordPress)も知らないといけないって気づいた」という方がAさんのところに流れてきているという話もありました。その気づきを促すコンテンツを作れると、属性の幅が広がりそうです。

セミナー企画:「初心者向け」と「マニア向け」に分ける

セッション中に出てきた面白いアイデアが、同じテーマでレベル別のセミナーを作るという考え方です。

たとえば「サーバー構築」というテーマなら:

  • デザイナーにもサーバーが必要な理由から教える入門編
  • 具体的な構築手順や応用を扱うエンジニア向け編

同じ「AI活用」というテーマでも、「AIって何から触ればいいの?」という人と「もっと深く使いこなしたい」という人では全く求めているものが違います。ジャンルを変えずにレベルで分けることで、幅広い層を取り込める可能性があります。

動画をYouTubeに上げてLINEで案内し、Noteに繋げるフローも話に出ました。一度コンテンツを作れば、ずっと動き続ける仕組みにしやすいのが動画の強みです。

Claude Codeで4種類の素材を一括生成した話

技術的な話で盛り上がったのが、Claude Codeを使ったコンテンツ制作の実演でした。

Aさんが試したのは、「AIを使ったWordPressの教え方」というテーマを一つのプロンプトに入れて、スライド・記事・チラシ・動画スクリプトの4素材を同時生成するというものです。実際にうまくいったそうです。

特に面白かったのがチラシの出力形式についての話でした。SVG形式で出力されたものをIllustratorで開いたら、ちゃんと編集できたとのこと。FIGMAにも持っていけた。

SVGとAI形式(Illustratorネイティブ)の使い分けまとめ:

  • SVG → Web汎用。FIGMAにも読み込める。HTMLに変換して表示することも可能
  • AI形式 → 印刷向け。IlLustratorでの高精度編集に向いている

料金表やパンフレットをHTMLで出力してWebに置く、というアイデアも出ました。CSSアニメーションも追加できるので、静的な資料より見やすくなります。

Claude Codeはゼロから叩き台を作るのが得意で、既存のイメージ画像に近いデザインを再現したい場合はGPT(画像生成)と組み合わせるのがよさそう、という整理にもなりました。

会社サイトが古いままだと逆効果という話

Aさんが働いている制作会社では、自社のWebサイトが古いままになっているそうです。料金表もExcelで作った古いものしかなく、お客さんに見せられる状態ではない。

「Webデザインを受注したいと言っても、自社サイトが古ければお客さんに『このレベルのデザインにされそう』と思われてしまう」という話が出て、まず自社サイトを更新することが先決だという結論になりました。

Claude Codeで料金表のHTMLを作って公開する、という方法なら比較的すぐに動けます。AI活用の実例にもなるので、一石二鳥です。

まとめ:Aさんのセッションから得た学び

今回のセッション全体を通して感じたのは、「技術よりも設計が先」という点でした。LINEの返信もAI活用も、どんなツールを使うかより「誰に・どんな文脈で・どんな意図で届けるか」の設計が先にある。

Aさんが現場で試行錯誤してきた経験から出てきた話は、どれも具体的で実用的でした。特にLINEの返信設計の話は、フリーランスや個人で教えている方なら共感できる部分が多いのではないかと思います。

引き続き、こういった現場の知見を記録していきます。

関連記事

PAGE TOP