【AIログ解説】「スマホで読みにくい」の一言でCSSが書き変わり6記事が一括更新されるまで
この記事でわかること
- ── STEP 1 ── プロンプト(依頼)
- ── STEP 2 ── Claudeの判断プロセス
- ── STEP 3 ── 実行したコード
- ── STEP 4 ── ターミナルログ(実際の出力)
- ── STEP 5 ── 何が起きたのかの解説
- なぜ1行直すだけで6記事が変わるのか
Claude Codeに作業を依頼すると、裏側でどんなことが起きているのか。
この記事では「プロンプト(依頼)」→「Claudeの判断」→「実際のコード・ターミナルログ」→「何が起きたのかの解説」という流れで、AIの動きをそのまま公開する。
── STEP 1 ── プロンプト(依頼)
スマホで見たときに目次の各項目に改行を入れて
読みやすくしたいんですができますか
スマホで記事を確認したところ、「この記事でわかること」の目次ボックス内の項目が詰まって読みにくかった。
── STEP 2 ── Claudeの判断プロセス
受け取った依頼から、Claude Codeはこう判断した。
- 問題の特定: 目次ボックス(
.sisan-summary)のリスト項目の行間が狭い - 原因の確認:
obsidian_to_wp.py内のCSSを確認 →.sisan-summary li{margin-bottom:.3em}が原因 - 修正方針:
margin-bottomを拡大し、line-heightも追加 - 影響範囲: このCSSは全記事共通のため、既存記事も一括再生成が必要
── STEP 3 ── 実行したコード
① CSSの修正(obsidian_to_wp.pyを編集)
# 修正前
.sisan-summary li{margin-bottom:.3em;font-size:.95em}
# 修正後
.sisan-summary li{margin-bottom:.85em;font-size:.95em;line-height:1.6}
margin-bottomを0.3em → 0.85em(約3倍)に拡大。
line-height:1.6を追加して行内の高さも確保。
② 既存6記事の一括再生成・更新
articles = [
(734, 'AIに知り合いを覚えさせる活用術_20260422.md'),
(740, 'ClaudeCodeメモリの仕組み_20260422.md'),
(742, 'Claude活用ログ_20260422.md'),
(745, 'サムネイル自動生成の裏側_20260422.md'),
(754, 'ObsidianグラフとWordPressリンクの一致_20260422.md'),
(756, '記事投稿が速い理由_20260422.md'),
]
for post_id, filepath in articles:
content = open(filepath).read()
title = extract_title(content, filepath)
body = strip_obsidian_links(strip_frontmatter(content))
html = format_with_aiso(body, title) # ← 新しいCSSが埋め込まれる
r = requests.post(f'{WP_BASE}/posts/{post_id}', auth=AUTH, json={'content': html})
各記事のMarkdownファイルを読み込み → HTML再生成(新CSSが埋め込まれる)→ WordPress APIで上書き保存、という流れを6記事分ループ処理した。
── STEP 4 ── ターミナルログ(実際の出力)
ID:734 → 200 Claude Codeに「知り合いの情報」を覚えさせると、日々の業務が
ID:740 → 200 Claude Codeの「メモリ」はどこに保存されるのか?仕組みと資産
ID:742 → 200 Claude活用ログ|2026-04-22|タスク管理・記事投稿・メモ
ID:745 → 200 AIがサムネイルを自動生成する裏側|Pythonへの「指示」はコードそ
ID:754 → 200 ObsidianのグラフビューとWordPressの関連記事リンクが一
ID:756 → 200 AIの記事投稿はなぜ速いのか|テキスト処理と画像生成の速度差を
200はHTTPステータスコードで「成功」を意味する。6記事すべてが正常に更新されたことがわかる。
── STEP 5 ── 何が起きたのかの解説
なぜ1行直すだけで6記事が変わるのか
WordPressの記事のデザイン(CSS)は、記事のHTMLの中に直接埋め込まれている。
つまりCSSを変えただけでは既存記事には反映されない。HTMLを再生成して上書きする必要がある。
Claude Codeはこの「1行直しただけでは終わらない」という連鎖を自動で判断し、影響を受ける記事をすべて洗い出して一括更新した。
200って何?
HTTPのステータスコードというルールがある。
200→ 成功201→ 新規作成成功400→ リクエストが間違っている404→ 記事が見つからない500→ サーバーエラー
requests.post()でWordPressのAPIに「この記事をこの内容で上書きして」と送ったとき、WordPressが「OK、完了した」と返すのが200だ。
for post_id, filepath in articles: の意味
Pythonの繰り返し処理だ。articlesというリストの中身を1件ずつ取り出して、同じ処理を繰り返す。
6記事分の同じ処理を6回書く代わりに、リストとループで1回にまとめている。これが「一括処理」の正体だ。
このフォーマットの意図
このシリーズでは、AIに作業を依頼したときに裏側で何が起きているかを、そのまま公開していく。
- プロンプト:何を依頼したか
- 判断プロセス:AIがどう考えたか
- コード:実際に書かれたコード
- ログ:実行結果のターミナル出力
- 解説:それが何を意味するのか
「AIに頼んだら何かやってくれた」で終わらせず、その中身を理解することが、AI活用の精度を上げる近道だと考えている。
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