Claude Codeを使っていると「前のセッションでやった内容、また一から説明しないといけないのか」と思うことがある。
実はちゃんと引き継ぐ方法がある。4つ紹介する。
1. MEMORY.md に保存する(最も確実)
Claude Codeには専用のメモリファイルがある。
~/.claude/projects/-Users-(ユーザー名)/memory/MEMORY.md
ここに書かれた内容は、すべてのセッションで自動的に読み込まれる。
使い方はシンプル。セッションの終わりに一言言うだけ。
「今日の作業内容をメモリに保存して」
次回のセッションを開いたとき、Claudeは自動的にその内容を把握した状態でスタートする。プロジェクト名、使っているツール、決めたルール、進行中のタスク——こういった「毎回説明するのが面倒な情報」を入れておくのが効果的。
2. CLAUDE.md に書いておく(プロジェクト単位)
プロジェクトのフォルダに CLAUDE.md というファイルを置くと、そのフォルダを開いた全セッションで自動的に読み込まれる。
プロジェクトフォルダ/
└── CLAUDE.md ← ここに書いたことは毎回読まれる
プロジェクト固有のルール(「このファイルは触るな」「このコマンドで起動する」など)を書いておくのに向いている。グローバル版(~/.claude/CLAUDE.md)に書くと、どのフォルダで開いても読み込まれる。
3. 自動コンパクト機能(長い会話の場合)
会話が長くなると、Claude Codeは自動的に内容を要約して次のセッションに引き継ぐ。手動では /compact コマンドで実行できる。
ただしこれは「要約」なので細かいニュアンスが落ちることがある。重要な情報はMEMORY.mdに明示的に書いておく方が確実。
4. Obsidianと連携する(外部ツール)
Claude Codeに Obsidian MCPを接続していれば、作業内容をObsidianのノートに保存できる。次のセッションで「○○のObsidianノートを読んで」と言えば、その内容を参照した状態で会話を再開できる。
ドキュメントや議事録として整理したいものはObsidianに、クイックなメモはMEMORY.mdに——という使い分けが便利。
まとめ
| 方法 | 向いているもの |
|---|---|
| MEMORY.md | プロジェクト状況・決定事項・進行中タスク |
| CLAUDE.md | プロジェクトのルール・起動コマンド・注意事項 |
| 自動コンパクト | 長い会話の流れを大まかに引き継ぐ |
| Obsidian連携 | 議事録・設計書など整理されたドキュメント |
セッションをまたいでも文脈が維持されると、Claudeへの説明が減って作業がぐっとスムーズになる。
