Claude Codeの作業ログを教材にする3ステップ授業フォーマット

この記事でわかること

Webの講師をしていると、こんな悩みに当たることがある。

「AIを使えばできる」はわかった。でも仕組みがわからないから、エラーが出たら詰まる。応用が効かない。

そこで思いついたのが、Claude Codeの作業ログをそのまま教材にするというアイデアだ。

Claude Codeの裏側はターミナルコマンドが動いている

Claude Codeに「画像をリサイズして」「フォルダを整理して」と頼むと、AIが自動で作業してくれる。でもその裏では、こういうコマンドが流れている。

mkdir -p output/
convert img.jpg -resize 50% output/small.jpg
mv *.jpg output/

これって、ターミナルの入門授業にそのまま使えるんじゃないかと思った。

3ステップ授業フォーマット

STEP 01|Claude Codeにタスクをやらせる

まずAIに作業を依頼して、動く様子を全員で見る。

「何ができるか」を体感してもらうフェーズ。この段階では手を動かさず、観察に集中する。

STEP 02|ログを一緒に読む

Claude Codeが出力したログを一行ずつ解読する。

たとえばこんな感じ:

コマンド 意味
mkdir -p output/ outputフォルダがなければ作る
convert img.jpg -resize 50% ImageMagickで画像を半分に縮小
mv img_small.jpg output/ できたファイルをフォルダへ移動

「これは何をやっているのか」を講師と一緒に言語化することで、コマンドへの抵抗感がなくなっていく。

STEP 03|同じコマンドを自分で打ってみる

AIが使ったコマンドを、自分のターミナルで再現する。

「AIがやった」で終わらせず、自分の手で動かすことで理解が定着する。

このフォーマットの5つのメリット

1. 「魔法」がなくなり自走できるようになる
「AIがやってくれた」で終わらず、「この操作はこのコマンド」と紐づくので、AIなしでも手が動くようになる。

2. エラーが怖くなくなる
ターミナルのエラーはAIを使っていても頻繁に出る。「何をやろうとして失敗しているか」が読めると、自分で調べて解決できる。

3. 既存の技術書・ドキュメントが読めるようになる
多くのWeb系ドキュメントはコマンド前提で書かれている。Claude Codeの操作ログを入口にすると、そこへの橋渡しになる。

4. 「なぜそうなるのか」が説明できるようになる
チームや後輩に教える立場になったとき、仕組みを語れる人と語れない人では信頼度が変わる。

5. AIリテラシーとITリテラシーが同時に身につく
「AIの使い方」と「Linuxの基礎・Gitの基礎」を別々に学ばなくて済む。実際の作業ログが教材なので、抽象的にならず定着しやすい。

まとめ

Claude Codeを使う → ログを読む → 自分で打つ。

この3ステップを繰り返すだけで、AIリテラシーとコマンドラインの基礎が同時に身につく授業になる。

「AIに任せるだけ」で終わらない、仕組みを理解できる人を育てるフォーマットとして、授業に取り入れてみようと思っている。

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