Raspberry PiでPoEを使うべき?基礎・費用・判断ポイントまとめ

PoEとは?

  • LANケーブル1本で給電+通信
  • IEEE規格(802.3af / at / bt)に基づく安全設計
  • 監視カメラや無線APなど業務用途で広く利用

メリット

  • 電源タップ不要、配線が簡潔
  • 集中電源管理が可能
  • 抜け落ち・誤接続が減る

デメリット

  • 初期費用が高い
  • PoE非対応機器には使えない

ラズパイでPoEを使う構成

必要なもの

  1. PoE対応スイッチ(またはPoEインジェクタ)
  2. PoE HAT(ラズパイ用拡張基板) ※台数分
  3. LANケーブル(Cat5e以上)

代表的な規格と電力

  • 802.3af(PoE):最大15.4W
  • 802.3at(PoE+):最大30W
  • 802.3bt:最大60W/90W(ラズパイ用途では過剰)

ラズパイ4/5は PoE+(802.3at) が安心。


費用感(目安)

例:ラズパイ3台

  • PoEスイッチ(5〜8ポート):7,000〜12,000円
  • PoE HAT ×3:6,000〜9,000円
  • 合計:およそ15,000〜20,000円

※ 通常のハブ+各AC電源より高め。


PoEは誰に向いている?

向いている

  • ラズパイを5台以上使う
  • 常時稼働(サーバー・監視)
  • 配線・電源管理を簡潔にしたい

向いていない

  • 1〜2台のみ
  • 学習・検証が中心
  • 低コスト重視

代替案(現実的)

  • アンマネージドハブ+各ラズパイ個別電源
  • 高出力USB多ポート電源(60W以上)

初心者・学習用途ではこちらが無難。


結論

  • PoEは「便利・きれい・安定」だが初期費用が高い
  • 3台以下なら無理に使わない
  • 台数増加・常時運用になったら導入検討が正解

まずはシンプル構成で始め、必要になった段階でPoEへ移行するのがおすすめです。

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