Chapter 10「プロセスとジョブ」演習問題 Q1~Q21
以下の問題を解き、答えと補足を確認してください。学習内容の理解を深めることが目的です。
Q1. プロセスとは何を指す?
A. 保存されているファイル
B. 実行中のプログラム
C. コマンドの履歴
D. ユーザーアカウント
答え: B
補足: プロセスは「現在実行中のプログラム」のことです。ファイルとして保存されているだけではプロセスにはなりません。
Q2. psコマンドの主な役割は?
A. プロセスを終了する
B. プロセスの優先度を変更する
C. 実行中のプロセスを表示する
D. 新しいプロセスを作成する
答え: C
補足: ps はプロセスの一覧や状態を確認するコマンドです。
Q3. ジョブとは主に何を単位として扱う概念?
A. ファイル
B. ネットワーク接続
C. シェルから実行したコマンドのまとまり
D. ユーザーグループ
答え: C
補足: ジョブは、シェルが管理する「コマンドやプロセスのまとまり」です。
Q4. 実行中のコマンドを一時停止するために使う操作は?
A. Ctrl + C
B. Ctrl + Z
C. Ctrl + D
D. Ctrl + A
答え: B
補足: Ctrl + Z は「一時停止(suspend)」で、後から再開できます。Ctrl + C はプロセスを終了させます。
Q5. fgコマンドの役割は?
A. ジョブを終了する
B. ジョブをバックグラウンドにする
C. ジョブをフォアグラウンドで再開する
D. 新しいジョブを作成する
答え: C
補足: 停止中やバックグラウンドのジョブをフォアグラウンドに戻して操作できるようにします。
Q6. bgコマンドは何を行うコマンド?
A. 停止中のジョブをバックグラウンドで再開する
B. プロセスを強制終了する
C. ジョブ一覧を表示する
D. ジョブを削除する
答え: A
補足: 停止中のジョブやフォアグラウンドから停止したジョブをバックグラウンドで実行できます。
Q7. ジョブの状態遷移として正しいものはどれ?
A. 保存 → 削除 → 実行
B. 実行 → 停止 → 再開
C. 読み込み → 書き込み → 実行
D. 作成 → 圧縮 → 展開
答え: B
補足: ジョブは「実行中 → 停止 → 再開」と状態を変化させながら管理されます。
Q8. ジョブを終了する操作として一般的なものは?
A. Ctrl + Z
B. Ctrl + C
C. Ctrl + A
D. Ctrl + S
答え: B
補足: Ctrl + C はフォアグラウンドで動作中のジョブを終了させる標準的な操作です。
Q9. プロセスを終了させるために使われるコマンドは?
A. ps
B. fg
C. bg
D. kill
答え: D
補足: kill コマンドはプロセスID(PID)を指定してプロセスにシグナルを送信し終了させます。
Q10. killコマンドの本来の意味として正しいものは?
A. プロセスを即座に削除する
B. プロセスにシグナルを送信する
C. ジョブ一覧を表示する
D. プロセスを一時停止する
答え: B
補足: kill は「プロセスにシグナルを送る」コマンドです。終了だけでなく、一時停止や再開のシグナルも送れます。
Q11. 現在のターミナル以外のプロセスも含めて確認したいとき、psコマンドではどのオプションを使う?
A. ps
B. ps aux
C. ps fg
D. ps bg
答え: B
補足: ps 単体では現在のターミナルのプロセスのみ表示。ps aux で全ユーザー・全プロセスを確認できます。
Q12. Linuxで同時に複数のタスクが動作している状態を管理するために使われるのは?
A. ファイルパーミッション
B. プロセス管理
C. ディスク管理
D. ネットワーク管理
答え: B
補足: プロセス管理では、動作中のタスクの状態確認、停止、再開などを行えます。
Q13. バックグラウンドでジョブを実行する利点として正しいものは?
A. CPUの使用率を下げられる
B. ターミナルを他の作業に使える
C. プロセスを強制終了できる
D. ジョブの優先度を変更できる
答え: B
補足: バックグラウンドにすれば、ターミナルを占有せず他の作業が可能です。長時間作業に向いています。
Q14. フォアグラウンドでジョブを実行する利点はどれ?
A. 出力や操作をリアルタイムで確認できる
B. ターミナルを自由に使える
C. バックグラウンドで勝手に実行される
D. プロセスが自動で停止する
答え: A
補足: フォアグラウンドは、ユーザーが入力しながらリアルタイムで出力を見る作業に向いています。
Q15. あるプログラムをバックグラウンドで実行したい場合、通常どうする?
A. command & と末尾に & を付ける
B. command /fg とする
C. command > bg とする
D. command ^C とする
答え: A
補足: & を付けるとプロセスはバックグラウンドで動き、ターミナルをすぐに使える状態に戻ります。
Q16. 停止中のジョブをバックグラウンドで再開する操作は?
A. fg
B. bg
C. ps
D. kill
答え: B
補足: bg は停止中のジョブをバックグラウンドで実行再開するコマンドです。
Q17. フォアグラウンドで実行しているジョブを一時停止して、バックグラウンドで再開したい場合の操作は?
A. Ctrl + C で停止 → bg で再開
B. Ctrl + Z で停止 → bg で再開
C. Ctrl + D で停止 → fg で再開
D. Ctrl + A で停止 → fg で再開
答え: B
補足: Ctrl + Z で一時停止 → bg でバックグラウンド再開が正しい手順です。
Q18. バックグラウンドで動かすべき作業の例として最も適切なのは?
A. エディタで文章を編集中
B. ファイルの圧縮やコピーなど時間がかかる処理
C. ターミナルで今すぐ入力する作業
D. プロセスを停止する操作
答え: B
補足: 長時間処理はバックグラウンドで実行すると効率的です。対話型作業はフォアグラウンドのままにします。
Q19. フォアグラウンドとバックグラウンドの切り替えで重要なのは?
A. CPU使用率を変える
B. ユーザーがターミナルで操作したいかどうか
C. ファイル容量を確認する
D. ネットワーク帯域を節約する
答え: B
補足: 判断基準は「今、自分が操作したいか」です。リアルタイムで操作したいならフォアグラウンド、待機処理ならバックグラウンド。
Q20. 現在動作中の全プロセスを確認し、不要なプロセスを停止したい場合の手順として正しいのは?
A. ps aux → プロセスIDを確認 → kill PID
B. ls → ファイルを確認 → rm
C. bg → プロセスを停止 → fg
D. chmod → ファイル権限を変更 → exit
答え: A
補足: ps aux で全プロセスを確認 → PIDを指定して kill で終了させます。間違ったプロセスをkillするとシステムに影響するので注意。
Q21. killコマンドはどのような場合に使うべきか?
A. いつでも気軽に使える
B. ジョブをバックグラウンドにするとき
C. 他の方法で停止できないときの最終手段
D. プロセスの一覧を表示するとき
答え: C
補足: kill はプロセスにシグナルを送って終了させるコマンドです。通常は Ctrl + C や fg/bg で対応できる場合が多く、どうしても応答しない場合の最後の手段として使用します。
