エンジニアは余ってくる?AIでウェブアプリの単価が下がる時代に何で稼ぐか
この記事でわかること
- AIツールの普及でエンジニアが余り始める?
- ウェブアプリの単価はどんどん下がる
- 「言われたものを作るエンジニア」は苦しくなる
- AIを使えない人の需要は消えない
- まとめ:単価が下がる領域から、価値が上がる領域へ
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「これからエンジニアは余ってくるんじゃないか」という話をClaudeとしていたら、けっこう核心に触れる議論になったので記事にしてみた。
AIツールの普及でエンジニアが余り始める?
Claude CodeをはじめとするAIコーディングツールが急速に普及しています。コードを書く速度は上がり、ジュニアエンジニアでも以前のシニア並みのアウトプットが出せるようになってきた。
そうなると自然に浮かぶ疑問が「エンジニアって余ってくるんじゃないか」という話。
特に影響を受けやすいのが、ウェブアプリやLPの制作案件です。
ウェブアプリの単価はどんどん下がる
クライアント側の目線で考えると:
- 「AIでサクッと作れるなら、高い単価で外注しなくてもいいのでは?」
- 「自分たちでAIツールを使えば、ある程度は内製できるのでは?」
こういう判断が広がるのは自然な流れです。
さらに、AIを使いこなすエンジニアが増えることでより安い単価で受注できる業者も出てくる。競争が激化して、単価は下がる一方になりやすい。
RESTful APIの実装、CRUDアプリ、標準的なWordPressカスタマイズ——こういった「仕様が明確で再現性の高い実装」は、もうAIが得意な領域に入ってきています。
「言われたものを作るエンジニア」は苦しくなる
ここが本質的なポイントだと思っています。
単価競争に巻き込まれるのは、要件通りに実装することだけが価値になっているエンジニアです。
一方で、こういうスキルは引き続き需要があります:
- 要件定義・課題整理ができる人 → 「何を作ればいいか分からない」クライアントは消えない
- AIが作ったものを評価・改善できる人 → 品質の目利きは人間が必要
- 「これを作るとビジネスがこう変わる」を語れる人 → 実装より上流の価値
AIを使えない人の需要は消えない
AIツールが強力になっても、「使う時間がない」「何を頼めばいいか分からない」人は引き続きいます。
むしろそういう人たちにとって、「AIを使いこなして相談に乗ってくれる人」の価値は上がるかもしれない。
コンサルティングや教育的な関わりが重要になってくる理由がここにあります。AIとの協働を前提に、顧客が実現したいことの本質的な解決を提供できるかどうかが分岐点になる気がしています。
まとめ:単価が下がる領域から、価値が上がる領域へ
- 「実装する」だけの価値は相対的に下がっていく
- 「考える・整理する・選ぶ」の価値は上がっていく
- AIを道具として使いこなす側に回ることが、生き残る基本条件
市場が「エンジニア余り」になるのか、それとも求められるスキルが変わるだけなのか——まだ断言できませんが、少なくとも「昔と同じやり方で稼ぎ続けられる」とは思わないほうがいい時代になってきていると感じています。
